刀こそが…
あっという間に3月になってしまいました!💦 まだまだ寒いですね…!
先月18日にはへぼ侍のリピーターイベントがありました💭
これで本当に「へぼ侍〜西南戦争物語〜」は締めくくられたのだなとまたも寂しい気持ちになっています…。
最後のイベントが終わったということで、私もへぼ侍最後のブログ投稿です!
最後はメインのお役である薩摩兵について書かせていただきます。
薩摩兵は
「白辺 打之助(しらべ うちのすけ)」という名前を戸部先生に付けていただきました。
芸名、本名からそれぞれに合った名前を考えてくださり、お稽古場で発表していただいた時はとても嬉しかったのを今でも覚えています。
不思議なもので、表に出ることはないものですが、名前があるというだけで一気に役に命が吹き込まれる感じがするんです…。
お鈴さん、遊女さん、薩摩兵の「かけらもない正義」は特にあの場面だけでお鈴さんへの感情、遊女さんとの関係性をお見せしなければいけないので、比較的自由に出来た民のお役とは違った難しさがありました。
お芝居の際は自分でお役の設定を考えると良いと教えていただいていましたが、身をもってその大切さを実感したのが特にこの薩摩兵のお役でした。
刀こそが魂と信じ、戦陣の露と散っていった薩摩兵。
今を生きること、生きていることの尊さを感じさせてくれました。
いつの時代にあっても、この気持ちは忘れてはいけないなと新たな気持ちで過ごしています。
たくさんの大切な言葉に出逢えたこの公演、本当に幸せでした。
初演から再演までお心を寄せてくださった皆様、誠にありがとうございました。
最後は薩摩兵の3人で🔥