へぼ侍〜part③〜
前回オープニングについて書きましたので、今回は官軍の皆さんとのエピソードにしたいと思います!!
最初にこの作品を上演するにあたり、本を読んだ時には、まさにこの方にはこのお役だなという印象を受けました!!
皆さんもそうでしたか?(^^) 三木という役も、自分に似ている部分があったので、親近感は早くからありましたが、色々と試行錯誤を繰り返しました。
本とウェブ漫画では三木の印象もかなり違っているように感じたので、両方を参考にしながら自分なりの三木を演ろうと決め、最終的にはもう三木は知颯そのまんまやん(笑)と先生や皆さんから言っていただけたので、三木という役になれていたのかなぁと思います。
自分でも、演じる中で役なのか自分なのか境界線が無くなりそうになる程の役に巡り会えるとは思わず、驚きと共に凄く楽しく、三木を生きることが出来ました。
錬一郎さんとのエピソードは、2幕の冒頭!! 沢良木と一緒にお粥を持って来るのですが、そのお粥を練一郎さんが食べてる間に、沢良木とあーだこーだ言ってました。
台詞も元々決まったものがあった訳ではなかったので、色々と自由にしてました!
小倉屋山本の昆布入りやで〜とか。 最終的には美味そうやなぁと呟いたら、錬一郎さんに食べます?と言われて食べかけるところまで発展しました(笑)
博品館では、あそこのやり取りについて戸部先生からも台詞に手を加えていただき、皆さんがくすっと笑えるシーンになっていたら良いのですが…!!
DVDではどんなやり取りが収録されているのか、皆さん是非見てみてください。
松岡はんとは、大阪鎮台での話も沢山あるのですが、神戸に逃亡して戻った後、頭をガシャガシャされるのですが、それがなんかこう… 松岡さんの根底にある優しさ?を感じる時でした。
からかわれてるんですけど、それが見栄っ張りな所がある三木にとってはとても助け船で、戻りやすくしてくれていて。 一瞬なのですが、とても思い出に残っています。
沢良木はもういつも横にいるんですけど、性格的にも感じるテンポ感が違うので、一緒に歌う時は地味に難しかったです… そんな皆さんとの西郷札狂騒曲での客席降りは個性が溢れていて私自身もとても楽しかったです💴
そして、堀中尉とは実は直接言葉を交わすことはなかったのですが、器が大きく威厳もありながら朗らかな中尉がとても好きでしたっ!!
皆さんの記憶に残る作品を、お届け出来ていたら とても嬉しいなと思います。
長々と書いてしまいましたが… このブログシリーズは次で最終回とさせていただきます🙏
最終までお読みいただき、ありがとうございました🌸