名古屋公演を終えて…
19年ぶりとなる名古屋公演。
OSKの研修所に入るよりも1年前、まだOSKファン時代の私が、
2006年の「春のおどり」を、今は無き【名鉄ホール】の客席から観たあの日から、
あっという間に19年もの時が経ったなんて、なんだか信じられませんでした。
OSKの「春のおどり」を大阪松竹座で初めて観て、 歌劇・男役に憧れを抱き、「ここに入りたい!」と思ったあの頃、、、
自分がOSKの舞台に立つ姿なんて想像できていたのか…
今となっては思い出せませんが、
少なくとも、自分がこんなにも長く在団するなんてことは、考えてもみなかったと思います。
そして、名古屋の舞台で、OSKのショーをお届けすることができるだなんて…
何より、それが実現するまでに、こんなに月日がかかるなんて…
OSKに在団する中で、いつからか漠然と「名古屋で公演がしたい」と思うようになり、
コロナ禍からは3年連続で、西川流の皆さまの【名古屋をどりNEO傾奇者】に外部出演させていただく中で、その想いはどんどん強くなっていきました。
《大阪ー名古屋》は、距離にしてみればそんなに遠くないことをわかっていたからこそ、
逆に、行き来のしやすさを恨みたくなるくらいに、、、
すごく遠い距離のように感じていました。
色々な劇団員が、生まれ故郷での公演を実現していく中で、なかなか実現しない名古屋公演。
私自身、入団して16年目へと差し掛かり、「もうこのまま難しいかも…」と諦めかけていた中での、今回の【メニコンシアターAoi】での公演。
どんな形であっても、まずは、
地元・名古屋の人たちにレビューを観てもらいたい、
レビューの文化が浸透していってほしい、
と思っていたので、今回の公演が決まった時は本当に嬉しかったです。
どの公演もそうですが、
たくさんの方のご尽力の上に、公演が成り立っていて…
そしてそこには、観に来てくださる方の存在も、決して欠かすことはできなくて…
…わかっていたつもりであっても、今回あらためて痛感したことでもありました。
本当に、ありがとうございました!
そして、出演メンバーのみんなが、それぞれに名古屋を知り、好きになってくれたこと、それもまた、嬉しかったです。
このメンバーで、名古屋に行けて、本当によかった。
翼・千咲を筆頭に、そう思わせてくれるメンバーのみんなに、本当に感謝です。
これからもまた、名古屋で、そして、東海地方での公演を重ねていけますよう、、、
今度はもっと、地元出身者と一緒に、舞台に立てますよう、、、 ますます精進します!!
本当に、本当に、ありがとうございました!
さぁ次は、この11名の出演者で臨む最後の地、東かがわ公演です!!
(名古屋公演翌日に行った、私のパワースポット、熱田神宮の大楠を添えて☆)