最後に送る言葉
皆様、今まで本当に沢山の応援を頂き、ありがとうございました。
学校生活を含め、OSKで過ごした、約17年間、 辛い事、悲しい事、苦しい事、過酷な事、 きっと皆さんの想像を絶するような事が山のようにありました。 その先にある、何か目に見えない物。 それを追い続け、探し続け、長く在団し続けました。
長年培った物がなくても、 今ここからがスタート。 そう思わせてくれた、学校での生活。 とても素晴らしい場所だと思いました。 そして、とてもシビアな場所だとも。
初舞台から沢山の舞台と経験を積み重ね、 自分と周りの方々とお客様の声が 重なる頃には10年の月日は超えていました。 そこからがやっと自分の足で歩いている実感が湧きました。
コロナ禍になってしまい、お休みを余儀なくされた期間もありましたが、それもまた人生において、今を振り返る、見返す時間だったのではないかと思います。
退団を決めた日から、
最後まで笑顔で。 変わらぬパフォーマンスをお届けする。
その気持ちの元、 どの舞台にも立ち続けました。 それからは、最後に向けて身体の中から笑顔が湧いてくるような感覚で毎回舞台に立ちました。
OSKで過ごした日々は 私の中で今も変わらぬ大切な日々です。
皆様本当に今までありがとうございました。 感謝の気持ちをこめて。
愛瀬光