雅な世界へ…
「The Tale of Genji」、約2ヶ月間に渡り雅な世界をお届けしてまいりました
本当にありがとうございました!
たくさんのお客様が観に来てくださって、本当に幸せな2ヶ月間でございました。
千穐楽にも少しお話させていただいたのですが、前の五代の方を追うのではなく、私達なりの源氏物語を作れるように、3人でたくさんお話させていただいて、たくさんお稽古もして、とても充実したお稽古期間、公演期間でした。
解釈は色々ありますので、少しだけ私の紫式部と六条御息所をご紹介させていただきます。
紫式部は好奇心旺盛で、どんな物語を書こうかと、色々なことに興味を持ち、見て感じてひたすら書く、そのような紫式部さんでございました。
六条御息所は葵の上への憎しみはもちろんですが、光の君に愛想を尽かされた悲しみ、そして、愛ゆえに葵の上を殺し、光の君を泣かせた愚かな自分への憎しみ、そんな感情を入り混ぜた六条御息所でございました。
長くなってしまいましたが、今までにないほどの課題と向き合い、先生方、上級生の方々にお力をいただき、何よりもたくさんのお客様に見守っていただいて、こうして無事に千穐楽を終えることが出来ました。本当にありがとうございました!!
七代目紫式部、六条御息所は同期の真織が務めます。今から私も楽しみです!!こちらもよろしくお願い致します!